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【調査概要】
〇調査対象-「ビジネス分野に興味・関心を持っている方」
〇有効回答-502名
○回答性別-女性252名/男性250名
〇回答年齢-20代71名/30代156名/40代161名/50代87名/60代25名/70代以上2名
〇調査主体-株式会社ドリームプランニング
〇調査方法-インターネットによるアンケート調査
〇調査期間-2024年7月16日~7月22日
呑みニケーション、とってますか?
呑みニケーション、とってますか? n=502(単一回答)
まずは、「のみにケーション(死語?)」を取ってるか聞いたところ、なんと44.2%の方が「とっていない」という回答になりました。
古き良き?!昭和の慣習が廃れつつあることが分かります。
この結果を受けてショックを受けている方も多いかと思いますが、時代が変わりつつある中で、昭和生まれの世代の方々も変わっていかなければいけない時代なのかもしれません。
次に、「のみにケーション」を取るか取らないか、印象について聞いてみました。
呑みニケーション、とってますか?n=502(総回答数679 複数回答可)
1位は「プラスになる相手なら積極的」36.2%
★ 1位:プラスの相手がいれば積極的 182名(36.2%) ★
呑みニケーションは仕事に有効だけど、プラスにならない相手とただつるむのは時間のムダ。
そんな合理的な回答が全体の1/3強にのぼりました。
<1位・プラスの相手がいれば積極的なコメント>
「……仕事上プラスにならない立場の人から、誰も付き合ってくれないからという理由でよく誘われますが、メリットがない場合は普通に断ります。……(30代・女性)」
「何か自分にとってメリット(メンツや情報収集など)があれば参加する。(60代・男性)」
「呑むこと自体は大好きです。でも仕事上の人となると、自分にとって有益である人としか呑みたくないです。(30代・女性)」
「マイナスの人と過ごすのは時間が、もったいない(30代・男性)」
「飲みながらする仕事の話の席等は調子の良い、景気が良いだけで中身のない話をする人が多いので必要ないと思っています。(40代・男性)」
よく「重要な話は呑んでこそできる」と言われますが、最後のコメントにもあるように、中身のない話も少なくありません。
限られた時間を有効に活用するためにも、相手をよく見極める必要がありそうです。
2位は「好きではないからとらない」27.8%
★ 2位:好きではないからとらない 140名(27.8%) ★
酒が呑めない・好きでない方にとってみれば、呑み会ほどつまらない時間はないでしょう。
素面で酔っ払いの相手をするのは、なかなか大変なものです。
<2位・好きではないからとらないコメント>
「職場で必要な仕事をして、それ以上職場の皆さんと関わりたくないです。(50代・女性)」
「そこまで仲良くない人達や、普段から仕事上のみで付き合ってる人たちの場には、なるべく参加したくないのでお断りしてます。(20代・女性)」
「アルコールが飲めないので、飲み会の会費が高すぎる。(40代・女性)」
「元々お酒がそれ程強くありません。最近は忘年会で社員が集まって飲む程度。酒の席が楽しいのは酒好きの上司だけ。これまで酒の席の会話で有益な話や嫌いな人との関係が改善したこともありません。できれば呑みニケーションは一切ない方が良い。(40代・男性)」
「飲み会に参加すると、ほとんどが上司や同僚の愚痴、悪口に終わってしまう傾向が強く、好きではありません。また、飲みすぎ、食べ過ぎになるので、健康にも良くないです。飲み会に参加するなら、そのお金を読書や勉学のために使った方が自分のために良いと思います。(50代・男性)」
また会費制の呑み会だと、酒を呑まないぶん割高な食事をさせられていることが多く、不公平感も否めません。
とは言え楽しんでいる方の邪魔をしたくもないので、あえて参加しないという選択肢も納得です。
3位は「仕事の延長だから仕方ない」18.1%
★ 3位:仕事の延長だから仕方ない 91名(18.1%) ★
?み会は楽しむ場ではなく仕事の延長。給料の出ないサービス残業のようなものと割り切って参加する方も少なくありません。
<3位・仕事の延長だから仕方ないコメント>
「嫌々でも参加してみると意外な情報が入ってきたりすることもあるので。(40代・男性)」
「そもそも呑まないので参加したくないですが、仕事関係であれば行くべきかなと思ってます。本音は行きたくない(30代・女性)」
「飲み会を断るとその後の仕事に支障が出る程度に扱いが悪くなるので参加、お酌は行っていました。(30代・男性)」
「職場は年上しかいないのであまり気が進みませんが欠席する選択肢を貰えないので参加しています(20代・女性)」
「本当はプライベートの時間を大切にしたいが、上司との関係を円滑にするためには行かないといけないと思う。(30代・女性)」
コメントの「断るとその後の仕事に支障が出る程度に扱いが悪くなる」「欠席する選択肢を貰えない」というのは、なかなかのブラック企業ですね。
4位は「幹事やお酌は気が進まない」15.5%
★ 4位:幹事やお酌は気が進まない 78名(15.5%) ★
呑み会の幹事や上司へのお酌は、段取りや気配りなど仕事の力量を示すよい機会という見方もできます。
しかしこれらは向き不向きがあるので、やはり気が進まない方もいるでしょう。
<4位・幹事やお酌は気が進まないコメント>
「お酒が苦手なので好きではないが、上司と素で話せる貴重な機会だと思うので参加しています。ただ、お酌や料理の取り分けなどは苦手です。タイミングも難しいし、人によってやってほしくないタイプもいるから。(30代・女性)」
「そもそもお酒を飲まないので会費の元を取れない場合が多く、そういうものに出席した方が人としての理解が深まるとわかっていても気が進まないです。(50代・女性)」
「気遣いが必要なので仕事以上に疲れる(40代・女性)」
「メリットもあるとは思いつつ、デメリットの方が大きいと思っています。(40代・男性)」
「元々酔っ払いから嫌な思いをさせられたりとトラウマがあるので、仕事に繋がると分かっていながらも、お酒の席は絶対に行きたくないです。……(20代・女性)」
確かに幹事やお酌、そして酔っ払いの相手は大変ですが、大変なればこそ自分を売り込むチャンスともなり得ます。
せっかく参加するのであれば、ポイントを稼ぐゲームくらいの感覚で臨むのも一興でしょう。
5位は「昭和の悪習を根絶すべき」9.7%
★ 5位:昭和の悪習を根絶すべき 49名(9.7%) ★
「最近の若いモンは……」なんてセリフが聞こえそうですが、呑みたくもない酒を強要するアルハラは旧時代の悪習に他なりません。
<5位・昭和の悪習を根絶すべきコメント>
「もう時代遅れの悪習だと思う。効果もほとんどない。(50代・男性)」
「仕事なら仕事の時間にするべきで、かつ酒が必要だと思っている時点で逆に仕事ができない証拠でもある。(50代・男性)」
「飲みの場でしか話せないことなど無いと感じています。仕事中にすべて話すべきかなと個人的に考えています。仕事の話をする飲み会はただの仕事でしかないので、給料を出してくれれば参加してもいいかなとは思います。(20代・女性)」
「パワハラの一種だと思っています。(50代・女性)」
「……呑みニケーション自体が昭和時代の古い価値観であり時代錯誤なためこうした古い習慣は現代にマッチしていないため根絶するべきだと思っています。(40代・男性)」
コメントの「酒が必要だと思っている時点で逆に仕事ができない証拠」というのは、確かにそういう見方も出来るでしょう。
一方で業務時間中の正攻法で懐柔できない相手の懐に入ってしまう裏ワザととらえることも可能です。
ビジネスの場では使えるならどんな手でも使う、したたかな柔軟性も時には求められます。
6位は「呑みの場でこそ重要な話ができる」7.7%
★ 6位:呑みの場でこそ重要な話ができる 39名(7.7%) ★
酒を呑んで酔ったからこそ、日ごろは開かない口が開くこともあるでしょう。
そんな場として呑み会を利用する声も多く出ていました。
<6位・呑みの場でこそ重要な話ができるコメント>
「呑みの場での会話は、リラックスした雰囲気の中で普段話せないことを語り合える貴重な機会だと思います。(50代・男性)」
「呑みの場では本音で言い合える事が多いから。(20代・男性)」
「参加するメンバーによって気を遣うこともありますが、自分が入社した時や新人が入社してきた時に飲み会を行うことで周りの人の人柄やキャラクターを知ることが出来たり、仕事以外の話もできるため自分が思っていたよりも接しやすいと感じて仲が深まる機会が何度もあったため、無理には誘わないが声をかけるようにしている。(20代・男性)」
「次の日が出勤日でなければ、先輩の話を聞くことは自分の為にもなるので呑みニケーションの文化はいいことだとかんがえています。(20代・女性)」
「新卒の頃より、上司にたくさん飲み会や食事に連れて行ってもらいました。社内では話しにくい情報や噂話など、社内の情報通になるためにはお酒の場は必須だと感じています。(20代・女性)」
この人は酒が好きなのか嫌いなのか。酔ったらどんな態度をとるのか。
普段の言動に嘘はないか……などなど。
呑み会は自分が楽しむよりも、周囲をよく観察する機会として参加するのもおすすめです。
7位は「大好きで、積極的にとっている」7.5%
★ 7位:大好きで、積極的にとっている 38名(7.5%) ★
呑み会は純粋に楽しいから大好きという意見も出ていました。お酒が好き、ワイワイした空気も好きという方にとって、呑み会は楽しみだと思います。
<7位・大好きで、積極的にとっているコメント>
「個人的には仕事で嫌いな人がいない為、好んで上司達と飲みに行ける(20代・男性)」
「嫌いな人の誘いじゃない限り、積極的に参加します(50代・女性)」
「コミュニケーションが苦手で仕事中は全く話せなくなります。飲みの場ですとゆっくり話せて、相手の事もよく知ることができるため大好きです。(30代・女性)」
「単純にお酒が好きなのもありますが、相手が気持ちよく話ができる場を作るのが得意なので自分の株を上げやすくて好きです(20代・男性)」
「お酒はその人の本当の姿が現れると思っているので積極的に参加しています。お酒が好きというよりも、あのワイワイした空気が好きです。(30代・男性)」
楽しい仲間と楽しい酒を呑んで、仕事にも弾みがつくのではないでしょうか。
8位は「社会人の常識だから参加すべき」2.3%
★ 8位:社会人の常識だから嫌でも参加すべき 12名(2.3%) ★
?み会は社会人として常識だから、嫌でも何でも参加すべし……そんな意見も少数ながらあります。
<8位・社会人の常識だから参加すべきコメント>
「歓送迎会、節目の飲み会は親睦を深める為に参加している。会社は”仕事量は増えるが残業はするな!”と…コミュニケーションがとれない。(50代・女性)」
「最初は行きたくないが、いってみると案外楽しいものです(50代・男性)」
「辛い時もあるが、参加するのは致し方ない(30代・男性)」
「呑みニケーションでも仕事の話にはなるし、社内関係を円滑にするためにも参加すべきだと思います。(50代・男性)」
「飲み会から広がる輪もあります。(60代・男性)」
コメントにもある通り、確かに気乗りがしない呑み会であっても行けばそれなりに楽しいことがあるかも知れません。
とは言え嫌なものは嫌なので、無理に行くことはないでしょう。
9位は「仕事の評価につながる」1.5%
★ 9位:仕事の評価につながる 8名(1.5%) ★
先ほども言及した通り、幹事やお酌は自分の存在感と力量をアピールする機会にもなり得ます。
どうせ参加するなら、ただ自分が酔っぱらうだけではもったいないので、コメントにもある通り「接待と割り切り、おもてなしに終始」するのも一策でしょう。
<9位・仕事の評価につながるコメント>
「呑み会に参加する事で顔と人柄を売る事ができると思っている。良い印象を与えるには効率的な場だと感じているが、半強制は良くないと思う。(30代・男性)」
「お取引先との飲み会は接待と割り切り、おもてなしに終始します。会社の同僚などとは会社では見られない姿も見ることができるので仕事を円滑に進めるために参加します。会社の仲良しは別途行きます。(60代・女性)」
「本当はプライベートの時間を大切にしたいが、上司との関係を円滑にするためには行かないといけないと思う。(30代・女性)」
「なるべく行かないようにはしてますが、コミュニケーションのきっかけに参加するようにしています。(30代・女性)」
「お酒の席だと、業務時間内に出来ない話ができ、仲も深まることがある。(20代・女性)」
誰が言ったか「呑み会は上司に対する福利厚生」。せいぜいよい気分にして差し上げ、本当に仲が良いメンバーとは、別の機会で呑みに行くのがおすすめです。
まとめ
今回はビジネス問題について興味関心のある方502名を対象にしたアンケート調査の結果を発表してまいりました。皆さんは?みニケーションをとっていますか?
ドリームプランニングでは、これからもビジネスに関する様々な視点からアンケート調査を実施・発表してまいりますので、皆様のご参考にしてください。
■ニッチな不動産のお悩み解決サイト「URUHOME(ウルホーム)」について
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代表者 : 代表取締役 高橋樹人(たかはし たつひと)
設立 : 2005年7月
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