固形がんに対する CAR-T 細胞療法の研究開発を行うノイルイミューン・バイオテック株式会社(東京都港区、代表取締役社長:玉田耕治)は、本日、国立大学法人東京大学(東京都文京区、総長:藤井輝夫)との間で、共同研究に係るオプション契約を締結いたしました。
固形がんに対する CAR-T 細胞療法の研究開発を行うノイルイミューン・バイオテック株式会社(東京都港区、代表取締役社長:玉田耕治、以下、ノイルイミューン)は、本日、国立大学法人東京大学(東京都文京区、総長:藤井輝夫、以下、東京大学)との間で、核酸送達用ポリマー化合物(以下、本技術)の特許(出願を含む)に係る非独占実施許諾を受けることができる権利(以下、オプション権)を設定するオプション契約(以下、本契約)を締結しましたので、お知らせします。
固形がんに対する CAR-T 細胞療法の研究開発を行うノイルイミューンは、東京大学と共同で本技術を用いた共同研究を行っており、本契約により、本技術のオプション権を取得いたします。これにより、ノイルイミューンは東京大学へオプション契約締結に伴う契約一時金を支払います。
本技術は、特定の遺伝子などの核酸送達のためのナノポリマーに関するものです。ノイルイミューンは、本技術とノイルイミューンのCAR-T技術を組み合わせ、CAR発現遺伝子などを包埋した当該ナノポリマーを用いて生体内に送達し、生体内でCAR-Tを作り出すin vivo CAR-Tの開発を目指し研究開発を推進しております。
なお、本件によるノイルイミューンの今期業績に与える影響は軽微です。
以上
【ノイルイミューン・バイオテック株式会社について】
ノイルイミューン・バイオテック(TSE:4893)は、免疫細胞療法の治療効果を高める当社独自の革新的技術である「PRIME技術」を搭載したPRIME CAR-T細胞で、固形がんに対する次世代のがん免疫療法の実用化に取り組むアカデミア発のバイオテック企業です。PRIME技術は、様々なキメラ抗原受容体(CAR)との組み合わせによる新規医薬品の創出や、多様なモダリティへの応用が可能で、他の技術との協働により今後多くのがん治療アプローチの開発が期待できます。ノイルイミューンは、日々の事業活動への取り組みを通じて、「がんを克服できる社会の創生に貢献する」ことを目指します。
詳細については、https://www.noile-immune.com/ をご覧ください。