合同会社WOZ（所在地：東京都渋谷区、代表社員：小畑 和彰）は、FXトレードを1年以上している方を対象に、「FXトレーダーの生活」に関する調査を実施しました。

FXトレードを続けていくなら、情報収集や分析は重要です。

では、FXトレードをしている方は日常的にどのような情報をチェックしているのでしょうか。
また、1日の中でどれくらいの時間をFXトレードや情報収集に使っているのでしょう。

そこで今回、WOZmedia（https://woz.co.jp/jpmedia/）を運営する合同会社WOZは、FXトレードを1年以上している方を対象に、「FXトレーダーの生活」に関する調査を実施しました。

調査概要：「FXトレーダーの生活」に関する調査
【調査期間】2025年3月6日（木）～2025年3月10日（月）
【調査方法】PRIZMA（https://www.prizma-link.com/press）によるインターネット調査
【調査人数】1,009人
【調査対象】調査回答時にFXトレードを1年以上していると回答したモニター
【調査元】合同会社WOZ（https://woz.co.jp/）
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

人気No.1のFXトレードスタイルは『デイトレード』！FXトレーダーの日常とは？
はじめに、「あなたのFXトレードスタイルを教えてください」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。



『デイトレード中心（数十分～1日で売買を行う手法）（30.7％）』
『スキャルピング中心（数秒～数分の短時間で何度も売買を繰り返す手法）（25.9％）』
『スイングトレード中心（数日～数週間で売買を行う手法）（23.7％）』
『ポジショントレード中心（数週間～数か月あるいは数年かけて売買を行う手法）（19.7％）』

デイトレードやスキャルピングなど、短期売買のスタイルの方が多いようです。短期売買は素早い判断が求められ、市場の動きをリアルタイムでチェックすることが欠かせません。また、取引回数が多いため、負担も大きく、効率的な情報収集や分析の習慣が重要になります。

では、日々のFXトレードにおけるルーティーンはどのようなものなのでしょうか。

「FXトレードに関する毎日のルーティーンを教えてください（複数回答可）」と質問したところ、『市場のニュースチェック（49.5％）』と回答した方が最も多く、次いで『チャート分析（47.5％）』『前日のトレードの振り返り（31.9％）』となりました。

多くの方が、ニュースチェックやチャート分析、前日の振り返りを欠かさず行っていることがうかがえました。

FXトレードのために使う時間は『2時間未満』が約7割！
次に、FXトレードのために日頃からチェックしている情報についてうかがいました。



「FXトレードのために日常的にチェックしている情報は何ですか？（複数回答可）」と質問したところ、『金融ニュース（53.1％）』と回答した方が最も多く、次いで『市場の動向（47.9％）』『株式・債券市場の動向（39.1％）』となりました。


『金融ニュース』や『市場の動向』のチェックを日常的に行っている方が約半数いるようです。
また、『株式・債券市場の動向』と回答した方も多いことが示されました。

では、1日にどれくらいの時間をFXトレードや情報収集に費やしているのでしょうか。

「1日の中でFXトレードとそのための情報収集に使っている時間は平均してどれくらいですか？」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。

『30分未満（26.2％）』
『30分～1時間未満（22.5％）』
『1～2時間未満（24.6％）』
『2～3時間未満（14.9％）』
『3～4時間未満（6.9％）』
『4～5時間未満（2.3％）』
『5時間以上（2.6％）』

『30分未満』『30分～1時間未満』『1～2時間未満』と回答した方を合わせると、約7割の方がFXトレードや情報収集に費やす時間は約2時間未満だということが判明しましたが、どの時間帯に行うことが多いのでしょう。

続いて「どの時間帯にFXトレードとそのための情報収集をすることが多いですか？（複数回答可）」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
『0:00 ～ 2:00（11.2％）』
『2:00 ～ 4:00（8.8％）』
『4:00 ～ 6:00（11.2％）』
『6:00 ～ 8:00（24.3％）』
『8:00 ～ 10:00（23.5％）』
『10:00 ～ 12:00（17.0％）』
『12:00 ～ 14:00（18.9％）』
『14:00 ～ 16:00（13.5％）』
『16:00 ～ 18:00（13.3％）』
『18:00 ～ 20:00（20.5％）』
『20:00 ～ 22:00（29.8％）』
『22:00 ～ 24:00（25.3％）』

FX市場は24時間稼働していますが、特に『20:00 ～ 22:00』の時間帯にトレードを行う人が多いことが分かります。一方で、早朝の『6:00 ～ 10:00』の時間帯にも一定数のトレーダーが活動しており、朝の経済ニュースや市場の動向をチェックしながら取引を行っている可能性がうかがえます。


日常生活とFXトレード両立は意外と難しい？日常生活での工夫とは？
FXトレードと情報収集に費やす時間などがわかりましたが、そのような時間を確保するために日常生活で工夫していることはあるのでしょうか。



「FXトレードとそのための情報収集の時間を確保するために、日常生活で工夫していることはありますか？（複数回答可）」と質問したところ、『隙間時間を活用する（53.3％）』と回答した方が最も多く、次いで『FX関連のリアルタイムニュースを自動取得できるよう設定する（36.2％）』『仕事や家事を早めに終わらせる（27.3％）』となりました。

約半数の方が、隙間時間を活用してFXトレードと情報収集を行っているようです。
また、FX関連の情報を自動取得できるように設定したり、仕事や家事を早めに終わらせて時間を確保している方も多いことが示されました。

では、仕事や家事といった日常生活とFXトレードの両立はうまくいっているのでしょうか。

「日常生活とFXトレードの両立はうまくいっていますか？」と質問したところ、約7割の方が『とてもうまくいっている（24.4％）』『ややうまくいっている（47.7％）』と回答しました。

多くの方が、日常生活とFXトレードのバランスをうまく保っていることがわかりました。

FXトレードにおけるストレスの実態とは！？
では、FXトレードにおいてストレスを感じることがある方はどの程度いるのでしょうか。



「FXトレードで最もストレスを感じるのはどのようなときですか？」と質問したところ、『相場が急変し含み損が一気に増えたとき（23.4％）』と回答した方が最も多く、次いで『損切りを決断するとき（20.4％）』『損失を取り戻そうと買い増し・売り増しをしてさらに損失がふくらんだとき（14.0％）』となりました。

急変する相場や損切りの判断、損失の取り戻しに失敗したときにストレスを感じる方が多いようですが、ストレスがFXトレードにどのような影響を与えるのでしょう。

「ストレスがたまるとFXトレードにどのような影響がありますか？（複数回答可）」と質問したところ、『損失を取り戻そうと無計画に取引回数を増やしてしまう（34.3％）』と回答した方が最も多く、次いで『冷静な分析ができず感情的な判断が増える（30.5％）』『慎重になりすぎる（30.3％）』となりました。

損失を取り戻すために無計画に取引回数を増やしてしまう、感情的な判断が増える、慎重になりすぎるといった回答が多く、ストレスがFXトレードの判断に大きく影響している様子がうかがえました。

そのようにならないために、ストレスとどのように向き合っていく必要があるのでしょう。



「FXトレードを続けるうえで、ストレスとどう向き合っていくことが重要だと思いますか？（複数回答可）」と質問したところ、『ストレスがたまらないようにできる対策をしておく（41.9％）』と回答した方が最も多く、次いで『意識的に気分転換し定期的にストレスを解消するようにする（32.7％）』『自分がどのようなことにストレスを感じるかあらかじめ知っておく（31.0％）』となりました。

ストレス対策や、定期的な気分転換、ストレスを感じる場面の認識などが重要だと思う方が多いことがわかりました。

日常生活とFXトレードの両立がうまくいっている方は多いものの、ストレスを感じてマイナスな行動をしてしまうことも…自身に合ったストレス対策を行うことが重要
今回の調査で、FXトレードを行っている方の生活が明らかになりました。

主に、デイトレードやスキャルピングといった短期売買スタイルの方が多く、毎日のルーティーンでは「市場のニュースチェック」やチャート分析」「前日のトレードの振り返り」を行っているようです。

多くの方が、「金融ニュース」や「市場の動向」「株式・債券市場の動向」といった情報を日常的にチェックしており、1日に2時間未満の時間を費やす傾向にあるようです。
また、「20:00 ～ 22:00」や「22:00 ～ 24:00」といった時間帯にFXトレードと情報収集を行う方が多いこともわかりました。

隙間時間を活用する、情報を自動取得できるように設定する、仕事や家事を早めに終わらせるといった工夫によって、日常生活とFXトレードの両立がうまくいっている方が多く見られました。

一方で、ストレス要因として相場が急変したときや損切りを決断するとき、損失の取り返しに失敗したときなどが挙げられ、ストレスが無計画な取引増加、感情的な判断、慎重になりすぎるといったマイナスの影響を与えることもわかりました。

対策としては、ストレスがたまらないための対策や定期的なストレス解消、ストレスを感じる場面の認識といったストレス管理の必要性が示されました。

FXトレードを日常生活と両立し、失敗しないようにするには、効率的な時間活用と自身に合ったストレス対策が重要であることがわかりました。

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