株式会社ディライト(本社所在地:東京都新宿区、代表取締役:高橋 亮)は、樹木葬の購入経験者を対象に、「樹木葬」に関する調査を行いました。
近年、従来の墓石を使用したお墓ではなく、自然と共生する形の埋葬方法である「樹木葬」が注目を集めています。
少子高齢化が進み、お墓の継承問題が深刻化する中で、管理の負担が少ない点が樹木葬の魅力です。
では、樹木葬の購入者はどのような情報を参考に樹木葬を選んだのでしょうか。
そして、実際に購入した後にどのような問題が生じたのでしょうか。
そこで今回、『お墓の口コミ』(https://oohaka.jp/)を運営する株式会社ディライト(https://delight.co.jp/)は、樹木葬の購入経験者を対象に、「樹木葬」に関する調査を行いました。
記事の続きは下記サイトでご紹介しております。
【https://oohaka.jp/news/248】
<樹木葬に関する調査結果トピックス>
・樹木葬を選んだ理由の第1位は「費用を抑えられる」
・樹木葬を選ぶ際に重視した点は「立地・アクセス」「価格」が4割以上
・人気の埋葬方法は「集合型」が約半数、次いで「合祀型(合葬型)」「個別型」
・購入金額は埋葬方法によって異なり、合祀型(合葬型)が最も低価格
・管理費用は合祀型(合葬型)で「かからない」ケースが最多、集合型は「5千~1万円未満」が主流
・共有型であることや自然など樹木葬の特徴がかえって想定外の不満につながるケースも
・満足している点は「自然に還れる」「管理のしやすさ」「宗派を問わない」など
・全体的な満足度は高く、8割前後が「満足している」と回答
樹木葬を選んだ理由として「費用を抑えられる」が最多に
樹木葬とは、墓地、埋葬等に関する法律に基づき、許可を得た墓地に遺骨を埋葬し、樹木や草花を墓標として故人を弔う方法です。
様々な埋葬方法がありますが、樹木葬を選んだ理由は何なのでしょうか。
はじめに、「樹木葬を選んだ理由は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『費用を抑えられる(43.5%)』と回答した方が最も多く、『管理が容易(36.8%)』『故人の意向(33.6%)』と続きました。
現代社会における経済的な負担の軽減や、管理面での簡便さを求める傾向が示唆されました。
さらに故人や家族の意向の割合が高くなっている背景として、樹木葬は自然志向・宗教不問・継承不要といった自由な埋葬スタイルとなり、終活の一環として生前に本人が選びやすく、実際に契約や申し込みを自ら行うケースが多いということがあるのではないでしょうか。
では樹木葬を選ぶ際、何を重視したのでしょうか。
「樹木葬を選ぶ際に重視した点は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『立地・アクセス(41.9%)』と回答した方が最も多く、『価格(41.2%)』『環境・雰囲気(38.1%)』と続きました。
樹木葬は費用や利便性といった実用面だけでなく、自然環境や心地よさといった感情面も重視されているようです。単なる埋葬場所ではなく、今後のお墓参りのしやすさも考慮されており、故人を偲ぶ場所として捉えられていることがうかがえます。
「樹木葬を選ぶ際に参考にした情報は何ですか?(複数回答可)」と質問したところ、『インターネット(40.6%)』と回答した方が最も多く、『口コミや評判(29.9%)』『パンフレット(28.2%)』と続きました。
インターネットの普及によりオンラインでの情報収集が主流となっている一方で、口コミやパンフレットといった従来の情報源も依然として重要な役割を果たしていることが明らかになりました。
樹木葬の中でも約半数の方が「集合型」を選択
樹木葬には、以下のような種類があります。
・集合型:1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画があり、各区画に個別で遺骨を埋葬する方法で、遺骨が他人と混ざらないという特徴があります。
・合祀型(合葬型):1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬し、遺骨が他の人と完全に混ざる埋葬方法で、1本のシンボルツリーを共有します。
・個別型:個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植え、個人や家族単位で専用の区画に遺骨を埋葬する方法です。
「どの埋葬方法を選びましたか?」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。
『1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型(46.6%)』
『1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)(39.5%)』
『個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型(13.9%)』
集合型が最も多く選ばれているようですが、樹木葬を選んだ理由として最多となった「費用を抑えたい」という需要を満たしているのでしょうか。
そこで、「樹木葬の購入金額はいくらでしたか?」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。
・1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型
『30~60万円未満(36.6%)』
『10~30万円未満(27.8%)』
『60~90万円未満(21.4%)』
・1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)
『10~30万円未満(28.3%)』
『30~60万円未満(27.0%)』
『10万円未満(18.7%)』
・個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型
『30~60万円未満(27.3%)』
『10~30万円未満(18.7%)』
『60~90万円未満(16.6%)』
『10万円未満(16.6%)』
最も多く選ばれている集合型は、価格帯は『30~60万円未満』が最多です。
この埋葬方法は、遺骨が他人と混ざらず個別性を保てる点が魅力の一つであり、比較的手頃な価格帯で個別性と経済性のバランスをとれる選択肢として支持されていると考えられます。
次に支持されている合祀型(合葬型)は、『10~30万円未満』が最多の価格帯となっています。
低コストで永代供養が可能なこの方式は、費用を抑えたい、管理負担を軽減したいという現代のニーズに応えていると推測されます。
個別型の価格帯は幅広く分布していますが、90万円以上が2割以上と比較的高額になる傾向があるため、選択率が低くなっていると考えられます。
では、樹木葬の管理費用はどれくらいなのでしょうか。
「樹木葬の管理費用は年間でいくらですか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
・1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型
『5千~1万円未満(41.1%)』
『1~3万円未満(25.3%)』
『5千円未満(13.1%)』
・1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)
『管理費用はかからない(30.6%)』
『5千~1万円未満(28.3%)』
『5千円未満(18.9%)』
・個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型
『管理費用はかからない(30.2%)』
『5千~1万円未満(25.9%)』
『1~3万円未満(18.0%)』
樹木葬の管理費用は埋葬方法によって異なり、合祀型(合葬型)では『管理費用はかからない』ケースが最も多いことが明らかになりました。
合祀型(合葬型)は初期費用と管理費用の両方で最も経済的な選択肢となっており、費用を抑えたい方に適しているのではないでしょうか。
集合型は中程度の初期費用で個別性を保ちつつ、比較的安価な管理費用で運営されており、バランスのとれた選択肢なのではないでしょうか。
個別型は初期費用が他の埋葬方法よりも高い傾向にありますが、『管理費用はかからない』と『5千~1万円未満』が多く、長期的には経済的な選択肢となる可能性があります。
「落ち着いてお参りできない」共有型ならではの課題が浮上
続いて、「樹木葬を購入した後、何か想定外のことはありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『他の利用者と共有なので落ち着いて墓参できない(31.8%)』と回答した方が最も多く、『埋葬のシンボルとなる樹木が枯れてしまった(29.7%)』『思ったより費用がかかった(23.9%)』と続きました。
静かに故人を偲びたい方にとって共有型の特性が大きな課題となっていることがわかります。また、自然を活かした埋葬ならではのリスクも浮き彫りになりました。
費用面での想定外の出費も約2割の方が経験しており、樹木葬の経済面については事前に十分に理解する必要性があることが示唆されました。
樹木葬の満足度はどれくらい?
ここからは、樹木葬に満足している点をうかがいました。
■樹木葬の満足している点を教えてください
【1本のシンボルツリーの周囲に複数の区画がある集合型】
・故人の意向を優先できたこと(宮崎県/30代/男性)
・環境が良く、故人が自然に還れる気持ちになれる。残された家族や親戚などにお世話にならずにすむ。宗派を問わない点。ペットと一緒に入れる(群馬県/30代/女性)
・自然に還るという意味で最高のことだと思う(北海道/40代/男性)
【1つの区画に複数の人の遺骨をまとめて埋葬する合祀型(合葬型)】
・家族の意向ではあったが雰囲気もあり満足している(静岡県/30代/男性)
・費用が抑えられる(奈良県/30代/男性)
・常にお花があり、枯れたら管理の人が処分してくれるのでいつ行ってもきれいな状態である(大阪府/60代/女性)
【個々の区画に1本ずつシンボルツリーを植える個別型】
・故人の意向を叶えられた(埼玉県/40代/男性)
・自然が美しい。遺骨が土に還る、土に直接埋葬する方法なので、自然に還ることができて良い(宮城県/40代/女性)
・従来の墓石だと、墓守りだったり、墓じまいに多額のお金がかかるが、樹木葬の場合そういった心配がないからすごく楽(埼玉県/40代/女性)
樹木葬の満足点としては、どの埋葬方法でも「故人の意向を尊重できたこと」や「自然に還る安心感」が共通して挙げられています。埋葬方法ごとに違いはあるものの、費用負担の軽さや管理の手間が少ない点も、多くの人にとって安心材料となっているようです。
では反対に、樹木葬で不満に感じていることや後悔していることはあるのでしょうか。
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『お墓の口コミ』の調査によると...
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今回、「樹木葬」に関する調査を実施した株式会社ディライト(https://delight.co.jp)は、『お墓の口コミ』(https://oohaka.jp/)を運営しています。
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会社名 :株式会社ディライト
設立 :2007年10月1日
本社所在地:東京都新宿区新宿1-36-12 サンカテリーナ2F
代表者 :代表取締役 高橋 亮(Xアカウント:https://x.com/takaryo_delight)
資本金 :50,000,000円(2023年1月31日現在)
URL :https://delight.co.jp
サービス▼
『葬儀の口コミ』:https://soogi.jp
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『お墓のウェブ担当』:https://www.sougi-webtan.com/lp-oohaka/
調査概要:「樹木葬」に関する調査
【調査期間】2025年3月12日(水)~2025年3月14日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,002人
【調査対象】調査回答時に樹木葬の購入経験者と回答したモニター
【調査元】株式会社ディライト(https://oohaka.jp)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ