提供:マサラーフェス・スタンプラリー事務局 制作:ヨコハマ経済新聞編集部
日本にカレーが伝わったのは、1859年6月2日に横浜港が開港したとき、という説があり、横浜は「カレー伝来の地」といわれている。
その横浜で12月1日から、カレーの名店を巡る「マサラーフェス・カレーラリー」が開催されている。
フジテレビNEXTで放送・配信中の「スパイストラベラー」が1月20・21日に開催予定の「マサラーフェス」とコラボレーションしたデジタルスタンプラリーで、横浜都心臨海部のカレー店を巡りスタンプラリーに参加すると、横浜やカレーにちなんだ豪華景品があたる。
「カレーラリー」の参加店は、カレーの本場インド出身のシェフが腕を振るうカレー専門店から、実はカレーが評判の通好みの店まで、名店揃い。
各店舗で配布されているリーフレットで、参加店舗の一覧が見られる
ここで、参加店舗をカレーの種類ごとに紹介しよう。まずはカレーといえばインド。本場インドを感じられる5店舗。
戸部の本格インド料理専門店「SHANTHI DELI ~ シャンティ デリ ~」は、横浜で最初にインドカレーのデリバリーを始めた店。現地直輸入の食材でインド人シェフが腕をふるう。
南インド料理と北インド料理の両方出せる店は首都圏でも希少
元町・中華街の「INDU」は店名もまさにインド。アーユルヴェーダレシピを取り入れた南インド料理とインドワイン、自然派ワインが楽しめる店。
インド最古の5つ星ホテル・オベロイ出身のシェフが上質な南インド料理を届ける
同じく南インド料理、関内の「bodhi sena」は現地出身のシェフが作る本格南インド料理を日本人スタッフが厳選、日本人の舌にも合う料理に仕上げた。
看板メニューは、ビリヤニと南インド式定食を一緒に味わう「ビリヤニミールス」
みなとみらい駅徒歩1分の「カザーナ」はランチバイキングでは、4種類の日替わりカレーにナン、ライス、サラダ、デザートが食べ放題。
マイルドカレーセットもあり、家族にもおすすめ
MEGAドンキ港山下ナナイロ店内の「Cobara-Hetta」はインドの象徴「タージマハール」と、人気のピンクシティ「ジャイプール」をイメージ。16種類のスパイスをベースに「スパイシー&ヘルシー」で、身体の中から元気になるカリーを提供。
タンドール竃で350度の高温で焼き上げるタンドリー料理とナンは、カリーとの相性抜群
1971年に北海道札幌市で誕生した「薬膳カレー」が発祥とされる「スープカレー」、当時は具無しのスープ状のカレーだったと伝わっている。それから半世紀を経て、今ではごろごろほくほくの具とともに、全国で愛されるメニューに育った。
横浜駅東口の「札幌スープカリー アナンダ」は札幌出身の店主が「札幌名物スープカレー」として提供。おすすめの「やわらか炙り でかチキンカレー」は、カルダモン、クミン、グローブなど14種類のスパイスを使用したガラムマサラと、香ばしく焼き上げたボリューム満点の鶏もも肉を一緒に煮込んだ定番メニュー。
アナンダ(ananda)はヒンドゥー語で「喜び」、バリ語で「至福の時」「幸福」、サンスクリット語で「平穏」「ハーモニー」を意味する
横浜伊勢佐木モールの「Asian Bar RAMAI」は札幌ゆかりのスープカレー専門店。
厳選した10数種類のスパイスが複雑に絡み合った濃厚な味わい。チキンベースのスープは8時間以上煮込み、調理直前に挽いたスパイスを贅沢に使用。
野菜の甘味とチキンの旨味が溶け合う
同じく伊勢佐木長者町の「アルペンジロー」は「横浜スープカレー」を掲げる店。看板メニューは「アルペンジロー鶏」。大きな塊肉を溶岩石が発する遠赤外線で外は皮パリ、中はしっとり、肉汁が閉じ込められ最高の状態に。炭火の火力で表面に香ばしさもプラスする。
肉にナイフを入れると肉汁がルーと合わさる
関内駅の「スープカレーKIFUKU」は、神奈川県初のクラフトコーラ製造メーカーが営むカレー店。横浜の港町を思わせる店構えで、地元のおいしい野菜を届けたい想いから、神奈川県産の野菜をふんだんに使用する。
看板メニュー「骨付きチキンレッグと16品目野菜のスープカレー」は新鮮野菜たっぷり
22店舗のリストを見ていると「カフェのカレー」が4店舗と、2割以上を占めている。カレーおいしさと共に居心地の良さもある「カフェ x カレー」は、ひとつのカレースタイルといっていいのかもしれない。
ALL DAY CAFÉ & DINING「The Blue Bell」は、ぴあアリーナMM2階併設のカフェダイニング。NYスタイルの本格的な窯焼きピザやドレッシーなパンケーキのほか、カレーメニューも評判。
フレッシュハーブをふんだんに使用したキーマカレーはエディブルフラワーで見た目も◎
「ROUROUcafe」は中華街の横浜関帝廟近くの路地裏にある隠れ家カフェ。シャンデリアが印象的なネオアジアンテイストの空間で、こだわりの手作りランチや自家製スイーツを楽しめる。
枝豆のキーマカレー 18種のスパイスと国産鶏のミンチをじっくり煮込んで旨味を凝縮
横浜モアーズ3階の「マーファカフェ」はアメリカ西海岸とメキシコをMIXしたモダンカフェ。サボテンやキリムが配された店内は居心地抜群。
ごろっとチキンの「マーファズ スパイスチキンカレー」はココナッツミルクがポイント
横浜市庁舎2階の「HAMARU ラクシスフロント店」は、1869年に横浜で創業した丸善が手掛けるブック&カフェ。書籍と雑貨、音楽に囲まれて、上質なcafe空間を楽しめる。
欧風カレーをベースにチーズたっぷりの「HAMARUカレー」
開港都市として海外の文化を取り入れてきた横浜、元町・中華街でアジアの食文化とつながる横浜。そんな異文化を取り入れたカレーも、横浜カレーの魅力のひとつ。
元町・中華街の「重慶茶樓」は1959年創業の四川料理の老舗「重慶飯店」の飲茶専門店。種類豊富な点心と中国茶で堪能する飲茶や、四川料理も提供。中華カレーの代表格「牛バラ肉のカレー No.142」は1日30食限定。
肉と野菜のバランスがよい賄い飯を表メニューとして復活させた伝統の味
オーナーがこだわり抜いた厳選素材のみを使用した絶品中華の、元町・中華街「鳳林」はカレーが有名な中華料理店のひとつ。「カツカレー」は、お品書きにはない隠しメニュー。サイズが大・中・小で、大はライス800g、中600g、小400g。大はトンカツが小さく見えてしまうほど。
鶏ガラスープベースのカレールー、柔らかく大ぶりな豚バラ肉と玉ねぎが入り味も大満足
ワールドポーターズの「Kahala Room」は、ハワイの高級リゾート地オワフ島カハラ地区をモデルにした店内で南国リゾート感満点。南国カレーは、野菜の甘味とスパイスが溶け込んだコク深いカレールーにマンゴーチャツネを加え、風味豊かに。
「ハワイアンBBQ ビーフ南国カレー」は、ステーキを豪快にトッピング
ここからは「和」の異ジャンルとのコラボなカレー。高島町駅の「平沼 田中屋」は大正時代創業の老舗蕎麦屋。一般的にはカレー南蛮という名で親しまれているカレーそば。自家製スパイスの研究に取り組み、調合から調理法にもこだわりようやく現在の味に。
人気の「竜田カレーそば」 すっきり、かつスパイシーで、かつお節の風味もふわっと
石川町駅の「いっぺこっぺ」は「林SPF」などの銘柄豚を使用し、肉の柔らかさや脂の甘味、肉汁のジューシーさが特長の極上とんかつを提供する「とんかつ檍」が手掛けるカレー店。
ジューシーで肉厚、常陸豚SPFの絶品とんかつと、スパイシーなカレーの相性は抜群
カレー紹介の結びは、店主のこだわりがキラリと光る創作カレー。
相鉄ジョイナス地下の「RUCY+R」は、カラダに優しく健康志向な100%プラントベーススパイスカレーとサラダボウルの専門店。動物性食材、化学調味料、小麦、卵、乳製品、上白糖を使用せず、さらに酵母エキス、タンパク加水分解物も使わない新世代の本格スパイスカレーを提供。
植物性の素材から出汁を取ったコク深い味わい ヴィーガン(完全菜食主義)に対応
横浜駅の「もうやんカレー横浜」は、大量の野菜と果物をじっくり時間をかけて煮込み、漢方薬膳オリジナル熟成スパイスで仕上げたこだわりのルー。無添加グルテンフリーのここでしか食べられないカレーはクセになる味わい。
辛さは5段階で選べる もうやんオリジナルタパス(1品料理)はお酒が進む
横浜モアーズ 2階の「ビアレストラン キリンシティ」には、ビアマイスターが注ぐ樽生ビール10種類以上が揃う。ランチ提供の「黒ビールカリー」は、キリン一番搾り<黒生>を使用し、コク深くスパイシーな味わい。
赤ワイン仕込みのハヤシライスとの相がけメニューも人気
黒カレーに続いて結びは「ホワイトカレー」を紹介したい。日本大通駅の「シチュー&カリー 横濱KAN」では、20時間以上、とろ火で煮込んだ欧風ビーフシチュー&ビーフカリーは、野菜をおいしく味わってもらえるよう丹精を込めて、横濱伝統の味を創作。
「オマール海老の横濱ホワイトカリー」はソースにも海老のミンチがたっぷり
「20時間欧風ビーフカリーライス」はチキンカツと野菜全部乗せ
さまざまの個性のカレーを眺めていると、全店制覇したくなるほど!この22店舗を巡るカレーラリーの参加は簡単。
QRコードを読み取って「マサラーフェス・カレーラリー」に登録(アプリのインストールは不要)
MAPで訪れたい店舗を探す
それでは実際にスマホを手にカレーラリーに出発!
まずはヨコハマ経済新聞編集部から最も近い南インド料理の「bondi sena」へ訪れた
店内は広々!
厨房の様子が垣間見える
店員さんにおすすめを聞いてオーダーした「マサラドーサ」(900円)は大迫力!
こちらは数量限定「ビリヤニミールス」(2,500円)たっぷり食べられてさらに・・・
バスマティライス、サンバル、ラッサムがおかわり自由! 満腹間違いなし
たっぷり食べたあとは、早速登録。
店内のチラシでQRコードを読み込んで
エントリー!
ここまでが登録で、あとは店舗ごとのQRコードを会計時に読みとるだけ。アプリはインストール不要でブラウザ上で動く。
ブラウザの設定によっては「カメラを利用できません」というメッセージがでることがある
この画面がでたらブラウザの設定を変更するか、またはブラウザではなくカメラアプリから読み取ることもできるので、いったんカメラアプリで読み取ってスタンプを貯めて、会計後にゆっくりブラウザの設定を変えてもいいかもしれない。
無事スタンプをゲット
デジタルスタンプは各店舗のカレーをイメージした絵柄
続いてもう一軒。
シャンティ・デリで2個目のスタンプをゲットすると賞品の応募画面が現れた
シャンティ・デリのインド出身だという店員さんが「僕の目から見ても、スタンプラリーの参加店は、すごく本格的でいい店ばかり」と笑顔で話しかけてくれた。
応募チャンスは全部で9回!
スタンプラリーとしても楽しめて、カレーの名店ガイドとしても最高の相棒になりそうな「カレーラリー」。スマホと共に、カレー伝来の地・横浜でたくさんのカレーを楽しみたい。
カレー伝来の地「横浜」の人気カレー店を巡るマサラーフェス・カレーラリー
2023年12月1日(金)~12月25日(月)
主催:横浜市、公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューロー
企画・運営:ぴあ(株)
協力:NTT東日本