
横浜市は4月1日、横浜IR(統合型リゾート)の広報動画を横浜市の公式YouTubeチャンネルとホームページで公開した。動画は第1章〜第6章(約1分〜約6分)の6本と、全体版(約20分)。
横浜市は、今後想定される人口減少や超高齢社会の進展などにより、社会経済状況が変化しても、将来にわたり成長・発展を続けていくための一つの手法として特定複合観光施設区域整備法(以下:IR整備法)に基づいて、「山下ふ頭」で特定複合観光施設区域整備の実現を目指している。
現在、IR整備法に基づき策定する実施方針の参考とするため、横浜市が考えるIRの方向性(素案)についてパブリックコメントを実施している。
市民の理解を得るために作成した広報動画では、なぜ日本にIRが導入されることになったのか、横浜市がIRを誘致する理由、依存症・治安などへの対策を説明するほか、海外のIR施設も紹介している。 4月1日からウェブサイトで公開するとともに、市庁舎1階の「市民情報センター」でDVDの貸出を行っている。横浜市は「未来の横浜を考える上でも、ぜひ、ご覧になってください。」としている。
広報動画の内容
「横浜の輝く未来のために〜横浜イノベーションIR」(全編:約20分)
第1章 オープニング(約1分)
第2章 日本型IR(約4分)
第3章 横浜市がIRを誘致する理由(約6分)
第4章 海外のIR施設(約 2.5 分)
第5章 依存症・治安などへの対策(約4分)
第6章 横浜市が目指すもの(約 2.5 分)
全体版 「横浜の輝く未来のために〜横浜イノベーションIR」(約20分)
第1章 オープニング(約1分)
第2章 日本型IR(約4分)
第3章 横浜市がIRを誘致する理由(約6分)
第4章 海外のIR施設(約2.5分)
第5章 依存症・治安などへの対策(約4分)
第6章 横浜市が目指すもの(約2.5分)
IRの方向性(素案)について、パブリックコメント実施中

横浜市は、横浜市が考えるIRの方向性(素案)を公開し、市民からの意見を集めるパブリックコメントを実施している。
カジノを含む統合型リゾート施設の誘致を進めるために作成した、横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)には、横浜IRを契機に「横浜を世界から選ばれるデスティネーション(目的地)へ」を実現するための基本コンセプト「横浜イノベーションIR」や、基本コンセプトを実現するための4つの方向性などについて記載している。
市民意見は、今後、IR整備法に基づき策定する実施方針の参考とする。
実施期間は3月6日から4月6日まで。6月中にパブリックコメント結果を公表するとともに、横浜IRの方向性の策定・公表を行う予定。
横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)より抜粋
パブリックコメント実施期間 令和2年3月6日(金)〜4月6日(月)(当日消印有効)
基本コンセプト
横浜イノベーションIR『横浜を世界から選ばれるデスティネーション(目的地)へ』
『横浜IR 』 では、世界水準のMICE施設、ホテル、エンターテイメントや最先端のテクノロジー(技術)を駆使した未来の街を、これまで築き上げてきた都心臨海部※の街の魅力や資源と一体的に整備し、融合していくことで、相乗効果を最大限に発揮するとともに、新たな魅力・資源をハイブリッド(混成)に創造し、横浜の観光・経済に イノベーション(革新) をもたらしていきます。
そして、横浜都心臨海部がこれからも、横浜市民の憩いの場であるとともに、世界各国の人々が、日本に行ってみよう!日本に行くなら横浜に行ってみよう!
そう思ってもらえる 『 横浜イノベーションIR 』 を目指していきます。
基本コンセプトを実現する方向性
横浜のさらなる飛躍と将来にわたる市民の豊かな暮らしのために
方向性1 世界最高水準のIR
方向性2 都心臨海部との融合
方向性3 オール横浜で観光・経済にイノベーションを
方向性4 安全・安心対策の横浜モデル
方向性1:世界最高水準のIRを実現
ビジネスからレジャーまで、大人から子どもまで、外国人でも日本人でも、 幅広い客層が楽しめる非日常的で印象的な空間を有する都市型リゾートを目指し、世界の人々が日本に行ってみよう!日本に行くなら横浜に行ってみよう!と思われる世界最高水準のIRを実現します。
周辺地域との一体的な観光振興により、『 横浜IR 』 から市内・県内はもとより日本各地の魅力を発信し、送客することができる日本のゲートウェイ(玄関口)を目指します。
MICE(国際展示場・国際会議場)
我が国において、これまでにないような国際的な会議や世界規模の産業見本市等を展開。新たなビジネスの起爆剤として、経済・観光にイノベーション(革新)を創出。
レストラン・ショッピングモール/エンターテイメント施設/魅力増進施設
日本の伝統、文化、芸術、最先端技術、四季折々の自然等の様々な魅力をかつてないクオリティで発信。世界中の観光客を惹きつけ、リピーターを確保することができる国際的に最高水準のエンターテイメント性のある公演、展示等で提供するとともに、これを通じてまた、アニメやゲームなど日本の魅力を体験してもらう機会を創出。
多彩なホテル群
国際競争力のある広さ、設備、サービスなど、ビジネス客やファミリー、富裕層など来訪者の宿泊需要に適切に対応できる規模・クオリティを有する。5つ星ホテルのほかファミリー層も宿泊できる複数のホテルを備える。
カジノ
IR関連法令等に則した施設とし、ファミリー層等の主動線とは分離された適切な配置計画やデザインとする。
送客施設
東日本をはじめとした日本各地の観光名所にインバウンドを送り出す日本の拠点・ゲートウェイ(玄関口)として、また世界と国内各地をつなぐ交流のハブとして、国内各地の魅力をショーケースとして紹介。各交通機関を結ぶバスや、ワールドクラスのクルーズポートを生かした「ターミナル機能」を備える。
観光の振興
インバウンドを含むIRへの訪問者数 2000万〜4000万人/年(うち国内観光客割合:66〜79%)
IR区域内での消費額 4500億〜7400億円/年
経済波及効果 (間接効果含む)
建設時:7,500億 〜 1兆2,000億円
運営時:6,300億 〜 1兆円/年
雇用創出効果 (間接効果含む)
運営時:77,000 〜 127,000人/年
財政の改善への貢献
地方自治体の増収効果:820億 〜 1,200億円/年(納付金収入、入場料収入、法人市民税、固定資産税、都市計画税)
横浜市の依存症対策への取組
【市の総合的な依存症対策】
?依存症への総合的な取組
?予防教育の実施(高校保健体育における啓発など)
?事業者や研究・専門機関との研究
?調査による実態把握(令和元年度3,000人対象)
【 IR整備法関連】
日本人等への7日間で3回迄、28日間で10回迄の入場制限
広告・勧誘の制限やカジノ内ATM設置禁止など施設内制限
本人・家族の申告による入場制限
日本人等への24時間毎に6,000円の入場料
【事業者独自の依存症対策】
顔認証やAI等による入場制限・モニタリング
訓練された従業員の巡回、声掛け
横浜IR(統合型リゾート)の方向性(素案)について:パブリックコメント
https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/IR/houkousei.html
横浜市ホームページ「IR(統合型リゾート)」(都市整備局IR推進室IR推進課)https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/IR/