横浜市港湾局(中区山下町2、TEL 045-671-2888)は9月28日、横浜港大さん橋国際旅客ターミナルでイベント「ようこそ!横浜 ジャポニズムカーニバル」を開催する。
イベントは、同日入港する外国客船「サファイア・プリンセス」(全長=290メートル、総トン数=116,000トン)を歓迎し、同時に横浜市民のクルーズに対する認知度を高めるのが目的。同ターミナル屋上や、ターミナル内ホールで「和太鼓演奏」「大和阿波踊り」「ハマこい踊り」のほか、「邦楽」「武道」の実演などを行う。大さん橋ホールでは、「着物での写真撮影」「茶道」「華道」「書道」などの日本文化を乗客やクルーが体験できる場も提供。ホールではおでんやもちなどの屋台を設け、ジャパニーズファストフードを提供するほか、横浜みやげや神奈川県の名産品などが縁日風に並ぶ。10時から17時まで。
「サファイア・プリンセス」は2004年に長崎で建造された史上最大の客船で、同年5月29日に横浜港に初寄港した際も市民の見学会が行われた。今回のクルーズには乗客約2,600名、クルー約1,100名が乗船しており、同市港湾局担当者は、「乗客に横浜の文化をアピールし、今後の観光客の誘客につなげるだけではなく、横浜市民にクルーズや港に親しんでもらい、クルーズマーケットの振興を図りたい」と話している。